西部製作所について

仕事を知る

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西部製作所の仕事内容

  • ステンレス製サニタリータンクの製造

    私たちの口の中に入るもののほとんどは、私たちが作っているサニタリータンクというもので製造されています。生産ラインの中の最も重要な物の一つです。ステンレスの板を曲げ、溶接し、研磨し、加工しながら作っていきます。私たちの物作りの原点です。

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  • サニタリー配管工事

    生産ラインをつなぐ血管のようなラインです。これによってタンクで作られた内容液を、次の段階に運びます。異物除去、殺菌工程等もこれら工事部隊によって連結していきます。

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  • 電気計装工事/エンジニアリング

    全て連結された生産ラインに、命を吹き込む作業です。バルブやポンプをセンサーを使いながら自在に動かし、生産をコントロールします。タンク、配管、機器類の構成から配置まで、設計し、かたちにします。機器類の自動洗浄や省力化、制御まで、細かい部分までお客さまと話し合い、あらゆる生産ラインのお手伝いをします。

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  • サニタリー機器類の販売と食品工場のメンテナンス

    サニタリー機器類と言っても実に多種多様。たくさんの種類とレベルが存在します。
    サニタリー規格品でなくてはならない物なら何でも品揃えし、それを必要とされるお客さまに提供していきます。
    またお客さまの工場内で稼働しているたくさんのタンクや機器、機械類等のメンテナンス、改造、修理なども行います。

社員メッセージ

西部製作所とはどんな会社?仕事内容は?先輩社員へインタビューしてみました!

製造部スタッフimage≪製造部=S.K.≫

ダブル、トリプルチェックこそが高品質の源泉

現在の所属部署と仕事の内容を教えてください。

この会社に入社した時からずっと製造部で製缶(タンク製作)をしています。最初から今も尚、私たち製造部こそが、西部製作所の≪センター≫だと思っています。
最初は、自分で本当に出来るのかな?と言う不安はありましたが、がむしゃらにやっている内にいつの間にか出来るようになっていました。。。溶接って、そんなに難しい仕事じゃないんで、自分でも出来たのだと思います。
具体的に言えば、板を切断、溶接し、溶接線を砥石で削りなめらかにします。溶接は商品の生命線と言っても言いすぎじゃないですね。それくらい最重要な仕事です。ただ、直線的な板のつなぎなら、クランプシーマという固定する機械にプラズマ溶接機がセットになっていて自動で溶接してくれます。しかし多くの部分は自動化できないので、手溶接になります。ここはやはりベテランの人たちの仕事です。そうですね、、、センスのいい人なら2~3年も経験すればベテランの域に達するかもしれませんね。

その次の工程は、ローラーという機械で溶接した板を巻いていく仕事です。この機械なら薄い板から6ミリくらいの厚さの板まで楽に曲げてくれます。一度で巻けなくても大丈夫。何度もやり直しが出来るのがローリングです。これで円筒を作り、上下の鏡板とドッキングして溶接すれば、容器の基本は完成です。製缶作業では、やはり溶接がメインになりますね。一旦溶接をすると、修復は不可能になります。間違ったら、最初からやり直し。だからこそ何度もダブルチェックをします。だからこそ私は常に、「ダブルチェック!」、「トリプルチェック!」と言い続けています。

製造部スタッフimage

研磨部スタッフimage≪研磨部=A.N.≫

美しい物は、完成されている。。。
溶接した部分が見えないほどきれいな研磨を!

現在の所属部署と仕事の内容を教えてください。

タンク本体の製作が終わると、研磨部門へと運ばれてきます。
研磨は、ステンレスを磨いていく仕事ですが、鏡のようにピカピカに磨いていくので、細かい粉塵が出てきます。だから服や体の一部が汚れますね。しかし私たちの口の中に入る容器だからこそ、雑菌の発生があってはならないからこそピカピカに磨くのです。人によって溶接技術が違うので、、より厳密に言えば研磨も誰が溶接したかで研磨具合が微妙に変わってきます。それこそが職人芸だと思っています。溶接に応じて研磨も変化するんです。

ステンレスは錆びない板ではなく、あくまで錆びにくい板。しばらくお客様が御使用になると、少しづつ表面に、≪粗さ≫が出てきます。ピンホールと呼ばれる物です。ステンレスも生きているような感じですね~。これはどんなステンレス材でも同様に起こる現象です。そんなタンクも私たちの手にかかれば、10年経過したタンクでも、再び新品のように蘇ります。

研磨部スタッフimage

工事部、配管部スタッフimage≪工事部、配管部=Y.Y.≫

芸術作品のような配管ラインが完成した時、いつもコンビニで買っていた有名なペットボトルの飲料が、このラインで製造されると思うと凄い充実感がありますね!

現在の所属部署と仕事の内容を教えてください。

私は工事部とも配管部とも呼ばれていますが、タンクや機器類を連結し、生産ができるようにする仕事です。
私たちの仕事は、タンクや機器類がお客さまの工場に設置された後から始まります。
最近の生産ラインは、【見学者通路】から見えるようになっており、そこから見たラインが美しく見えるようにするにはどう配管を通せばいいか?と私は常に考えています。

現場工事が多いと思いますが、出張なども多いのですか?

そうですね。他県でのお客さまの新工場の現場であれば、長い時で半年くらい現場での仕事が続くこともありますね。だから奥さんの説得は必要なところですね(笑)。
しかし長期出張になると、手当なども付き、手取りはグンと上がるし、現場では上司達と常に一緒だから、仕事を覚える場所としては最高の環境ですよ。泊まり込みの合宿をしている感じですかね。目には見えないけれどもいつの間にか仕事を覚え、任せてもらえる自分になるから、技術の習得は余り心配しなくていいですよ。
それと、工事は土日に集中するので、休みは平日が多くなりますね。

工事部、配管部スタッフimage

エンジ部スタッフimage≪エンジ部=S.S.≫

連結され統合された設備に、電気という血液と、制御(プログラム)という頭脳を吹き込む仕事です。

現在の部署の仕事の内容を教えてください。

設備には、モーターやポンプ、バルブや更にたくさんのセンサー機器類が取り付けられていて、それらをプログラミング制御を通してお客様が実現したい生産ラインを構築していく仕事です。タンクも配管も、このエンジ部がいなければ、ただの鉄の塊! これらの機器類に命を吹き込むのがエンジ部です。
まずはお客さまが何をやりたいと思っておられるか? それを聞くことから始まります。
・どんな飲料や食品を作り、どのように混合、調合するのか?
・完成した製品は、どんな殺菌をするか?
・生産の規模や流量コントロールはどうするのか?、、、、等々
細かい情報を集め、それをお客さまの工場設備に反映する仕事です。

なかなか難しそうな仕事ですね。一番の押さえるべきポイントは何ですか?

私がやっているのは、システムエンジニアのような仕事ですね。基本的には、お客さまが何をなさりたいのか?どんな省力化、自動化が可能なのかを考え、それを実現することです。
例えば、製造設備で生産は可能になったけれども、その設備自体を自動的に洗浄したいと言うお客さまのご要望があれば、それを可能にして差し上げるのもエンジ部です。自動的に設備全体を洗浄できるシステムを作り、タッチパネル一つでそれを実現できるようにします。完成したら試運転をし、お客さまにオペレーション教育をして差し上げます。
私たちの仕事は、まさにこれからの時代の«核»となる仕事です。
やりがいは、200%ですよ!

エンジ部スタッフimage

関東営業部スタッフimage≪関東営業部=N.H.≫

日本を代表するお客さまの多くが、東京地区にいらっしゃいます。
だからお客さまのすぐ近くにいます。

現在の所属部署と仕事の内容を教えてください。

私は関東営業所で営業を任せてもらっています。自分の会社で製造されたサニタリータンクは生産ラインを通して、有名メーカーの飲料品や食品類が、日本中で売られているのは誇らしい気分ですね。
社長の話では、30年前からずっと西部製作所のお客様の6割は、東京からの注文だったとのこと。お客様は誰もが知っている大手メーカーばかりだから、恐らくその通りなんでしょうね。私たち関東営業所の営業は、全国の飲料、食品メーカーが最も多く集まっている関東平野で、今日も新規開拓しています。

前職は何をしてましたか? 西部製作所を選んだ理由は何ですか?

私の前職は宝石会社の営業で、宝石や貴金属、高級時計などを販売していました。関東全域から東北まで広域に営業活動をしていましたが、ノルマがきつく、もうこれ以上無理だと断念し退職しました。転職の際、それまでの営業と全く違う分野であり、食という分野で堅い仕事だと感じ、ある程度安定している会社だと思い入社を希望しました。

休日はどのように過ごしていますか?

私たちの仕事は、お客様の工場が休みの時に工事に入ってくれとお願いされるので、土日に仕事が入ることが多いですね。工事部を連れて、営業担当も同行します。その分、平日に代休を取っています。休日は、基本的に自宅で家族(妻)とゆっくりすることが多いですね。外食したり、買い物したりして充分充電して、翌日からの仕事に備えています。

関東営業部スタッフimage